中学校の部活動の地域移行。県教育委員会がシンポジウムを開き、「子どもたちがスポーツを楽しむこと」が一番大切といった指摘が出ました。シンポジウムは県教委が開いたもので、文部科学省の担当者が部活動の地域移行のスケジュールなどについて説明しました。
部活動の地域移行をめぐっては、県内では南関町と大津町が重点地域に指定されていて、それぞれの担当者が生徒たちを中心に据えた取り組みの成果が広がりつつあると報告しました。
またパネルディスカッションでは、パリパラリンピック車いすラグビー金メダリストの乗松聖矢さんが、「スポーツは楽しむもの。子どもたちが部活動を楽しめるものになっているかがいちばん大切」と訴えました。
一方、参加者からは部活動の地域移行では教育の専門家ではない人に活動が委ねられる点が課題だと指摘する声も上がりました。
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