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富山県内に一時土砂災害警戒情報 避難指示の立山町では住民が一時避難

KNB北日本放送 2024年7月1日 12時21分

30日から大雨となった富山県内は、1日午前は一時、土砂災害警戒情報が出されました。警戒情報が出された立山町では避難指示が出され、一部住民が公民館に避難しました。

低気圧や梅雨前線の影響で県内は1日朝にかけて大雨となりました。

朝には南砺市、立山町、上市町に土砂災害警戒情報が出されましたが、午前11時すぎまでに解除されました。

また大雨警報が富山市、南砺市、黒部市、上市町、立山町に出されています。

立山町は午前7時ごろから11時半ごろまで、芦峅寺地区の141世帯と千垣地区の68世帯に大雨警戒レベル4の「避難指示」を出しました。

千垣公民館には、地元の住民10人が避難しました。

地区の区長は「この地区は傾斜地があるから、早めに避難ということで皆さんに声をかけた」と話していました。

吉田颯人記者「こちらは黒部川です。大雨の影響で、上流から濁った水が音を立てて流れ込んでいます」

30日朝の降り始めから1日午前11時までの降水量は、上市町東種で115ミリ、立山町芦峅寺で91ミリ、南砺市五箇山で85.5ミリなどとなっています。

大雨の影響で、JRは城端線で始発から4本が、高山線で特急ひだ6本が運転を取りやめました。

2日正午までの24時間に予想される降水量は、多い所で県東部西部ともに30ミリです。引き続き土砂災害に警戒してください。

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