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古代の花「大賀ハス」見頃 富山市 本陽寺

KNB北日本放送 2024年7月2日 11時55分

2000年以上前の姿を現代に残す「大賀ハス」が2024年も富山市の寺で大輪の花を咲かせています。

直径およそ15センチ、薄紅色の大輪の花を咲かせた大賀ハス。

植物学者の大賀一郎博士が、2000年以上前のものと見られるその種を発見し発芽に成功したことから名付けられました。

1962年に寺の住職が株を分けてもらい、防空壕の跡地に富山大空襲の戦没者を供養しようと植えました。花は毎朝開き、午後には閉じてしまうため、大賀ハスを見ようと朝から何人もの人が訪れていました。

富山県内はこのあと、天気は下り坂となり、夜から強い雨になる見込みです。

これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象台は2日夜から4日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水など十分注意するよう呼びかけています。

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