知人男性から現金を脅し取ろうとしたなどとして、富山市消防局は所属する21歳の消防士を3日付けで免職処分としました。
市消防局によりますと東部出張所の消防士・杉谷竜生被告（21）は、2024年１月、富山市内を走行中の自動車の中で知人の男性から現金100万円を脅し取ろうとしたほか、また2023年8月ごろから2024年5月ごろまでの間、経営していた富山市内の飲食店で許可を受けずに従業員に客の接待をさせそれぞれの行為で起訴されました。
杉本被告はいずれの行為も認めているということで、市消防局は「公務員として備えるべき資質がなく、富山市全体の信用を大きく失墜させた」などとして懲戒処分を決めました。
また、富山市は、杉谷被告が経営したガールズバーの経営に携わって逮捕され、その後処分保留で釈放された富山市市民生活部地域コミュニティ推進課の21歳の男性主事を、3日付けで停職1か月の処分としました。