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震災復興へ たかおか朝市でつながる被災地

KNB北日本放送 2024年7月15日 19時21分

高岡市で14日、朝市が開かれ買い物客でにぎわいました。朝市は、能登半島地震で被災した業者を出店無料にしていて、石川県の業者が出した店では地元特産のカニやカキが販売されました。

高岡市の中心部坂下町通りでは、恒例の「たかおか朝市」が開かれました。

多くの店が並ぶ中、石川県七尾市から鮮魚店が出店していました。

魚富 堀智行社長

「七尾の方は震災の影響でまだ営業できていないところもありまして、僕もその一人なんですけれども。売り上げの方が3分の1くらいになっていますね」

鮮魚店は地震の後、厳しい経営状況が続き、イベントに出店するなどして生計を立てているといいます。この日販売された石川県産のベニズワイガニを使ったかに汁は好評で、多くの人が買い求めていました。

来場者

「カニ味噌も濃厚です。おいしいです」

「本当につらいと思うんですけれども、一緒に頑張っていきましょう、というか応援しています」

七尾市からは、このほかにカキの養殖業者が出店しました。

来場者

「いつどうなるかわからないし、私たちも。一緒に頑張っていきたいなと思って買いました」

たかおか朝市実行委員会は今年、被災地からの業者を出店料を無料にして応援しています。

酒井敏行実行委員長

「元日の地震で大変な目に遭われて、我々実行委員会としてもぜひこの場で頑張っていただきたいということで来ていただいております」

震災復興へ、富山と石川が手をとりながらともに歩みを進めています。

魚富 堀智行社長

「高岡の皆さんにも協力いただいて頑張っていきたいなと思います」

次回の「たかおか朝市」は7月28日です。

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