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地震で地区離れた人が戻る環境づくりを 氷見市姿地区で会が発足

KNB北日本放送 2024年7月18日 21時14分

能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市の姿地区では、地区を離れた人が帰ってこられる環境をつくろうと、17日に住民による会が発足しました。

17日夜に地区の公民館で開かれた「姿復興の会」の初会合には、区長や自治会の役員などのほか、市の職員も出席し、課題について話し合いました。

住宅への被害が大きかった姿地区では、17日の時点で公費解体の申請が22件あり、これまでに3件4棟が解体・撤去されています。

一方、壊れた空き家の中には持ち主と連絡が取れないところもあり、解体のめどは立っていません。

また、地震の後、地区の54世帯のうち12世帯が避難などのために地区外に引っ越していて、今後、さらに2世帯が離れる見通しです。

復興の会は、地区を離れた人が再び戻ってこられる環境をつくるため、月に1度会合を開き、話し合いをもとに市に要望していく方針です。

姿復興の会 山本譲治会長「皆さん顔見知りでない所へ行くもんだから、やっぱり泣く泣く避難されている方がたくさんおると思うんですよ。(メンバーや市と)話し合いして、できることはまだやっていかんなんかなという思いがありますね」

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