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暮らしの中に美しさを見出す「民藝」の展覧会 来場者1万人 富山県美術館

KNB北日本放送 2024年8月15日 19時22分

暮らしの生活用品の中に美しさを見いだす「民藝」の展覧会の来場者が1万人に達し、15日、記念のセレモニーが行われました。

1万人目の来場者となったのは、富山県美術館を目的に愛知県から訪れた白井周子さんと友人の中村卓矢さんです。記念品として展覧会のオリジナルグッズなどが贈られました。

白井周子さん

「びっくりしましたが、嬉しいです」

中村卓矢さん

「暮らしの中にあるデザインされたものが見られたら」

「民藝」とは、「民衆的工藝」を略した言葉で「民藝運動」を推進した柳宗悦らが、暮らしの中の生活用品にひそむ美しさに価値を見出し、名づけました。展覧会では、「衣・食・住」をテーマに、柳らが収集した食器や着物など、暮らしの中で用いられてきた民藝の品々、およそ150点が展示されています。

「民藝、美は暮らしの中にある」は富山県美術館で9月23日まで開かれます。

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