23日の最高気温は富山市で39.2度と、危険な暑さになりました。また富山県内の観測地点は7か所で今年一番の暑さに、すべてで35度以上の猛暑日となりました。熱中症対策を十分にとってください。
長谷川大記者「午後1時の富山市の富山北大橋です。温度計では39度と表示されています」
日差しが照り付けたうえ、南寄りの風が吹き込んで猛烈な暑さとなった県内。
神戸からの旅行者「いや暑いですね。ホテルから歩いてきたんですけど汗だくだく」
親子連れ「ちょっと勘弁してほしいなと」
最高気温は富山市で39.2度を観測。39度を超えたのは、富山市として観測史上最高の39.5度を記録した2018年8月以来6年ぶりです。
また高岡市伏木で37.7度など、県内10観測地点のうち7か所で今年一番の暑さに、すべての地点で猛暑日になりました。
あまりの暑さに魚津市の遊園地、ミラージュランドでは…「ただいまより大観覧車はゴンドラが高温のため利用を中止いたします」
暑さ指数が基準を超えたため、観覧車の利用を中止する事態に。
一方、涼を求める人が訪れたのがプールです。ミラージュプールは猛暑で利用者は普段より少なめだということですが、子どもたちの歓声が響いていました。
「冷たくて気持ちいい」「暑い日はやっぱりプールに限りますね」
また、マイナス30度の世界を体験できる施設も、人気を集めていました。
「寒いです」「めちゃくちゃ寒い」
濡れタオルを回すと、あっという間に凍り付きました。
外は？「暑い」中は？「寒い」どっちがいい「外！」
富山市の甘味処には、冷たいかき氷を求める人が訪れていました。
女性客「クーラーにあたるのとは全然違う涼しさがあるので、かき氷最高！っていう感じです」
ひときわ暑い場所で働く人たちもいます。富山市の富山ガラス工房では、室温が約50度にも達する中、作品を作っていました。
ガラスは温度変化に弱いため、冷房はつけられないといいます。
ガラス作家 松谷夏鈴さん「この場所自体が非常に暑いので、気をつけながら作業をしている」
県内には23日、熱中症警戒アラートが19日ぶりに出されたのに加えて、24日もアラートが出されました。
KNBのまとめでは、県内では熱中症とみられる症状で、午後5時までに10人が病院に運ばれました。
こまめに水分や塩分を補給し、室内では冷房を使用するなど、熱中症防止に万全の対策をしてください。
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