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「日本一」目標に掲げるものも 新田知事 再選に向けた公約発表 富山

KNB北日本放送 2024年9月2日 19時44分

10月の県知事選に向けて2期目を目指す現職の新田八朗知事は、1日選挙公約を発表しました。

人づくりなどを柱に2歳までの第2子の保育料の無償化や中高一貫高の新設などを盛り込んでいます。

新田知事

「いつまでも種をまいて水をやるだけじゃだめ。そのために2つの富山八策、今回は16策ということになります」

花を咲かせる策として新田知事は、2期目も県民のウェルビーイングを向上させる成長戦略を掲げました。

「未来に向けた人づくり」と「新しい社会経済システム構築」の2つを柱にそれぞれ8つの政策を打ち出しています。

具体的に取り組む100項目のうち、1日は第1弾として29項目を発表しました。

「人づくり」については最重要項目として「こどもまんなか社会」の実現を掲げ、2歳までの第2子の保育料の無償化を目指すとしました。

すでに無償化している自治体もありますが,市町村の負担軽減について協議したいとしています。

このほか中高一貫校の新設を検討するとしています。

また能登半島地震で被災した県民の暮らしの再建、公共インフラの復旧のほか外国人との共生社会を目指した条例の制定も盛り込んでいます。

一方、データサイエンス分野の教育県日本一など「日本一」を目標に掲げる公約も複数ありましたが。

神林記者

「日本一というのは、何をもって達成したの言えるのか」

新田知事

「マニフェストでの数字は出しませんけど、たぶん県庁の優秀なスタッフの皆さんが、2期目できるとしたらいろいろと肉付けしてくれると思う」

前回選挙で掲げた88の公約については9割以上を達成したと主張しています。

上野キャスター

「2期目の今回の政策、完成してみて率直に手応えというのは、どう感じていらっしゃるでしょうか」

新田知事

「4年前、何者でもなかったチームで作ったものから、この大きな県庁という船が動き始めて、次の4年間に向けて具体策のマニフェストができた。私は今の段階ではよい道をたどっているんじゃないかと思っています」

知事選にはこのほか元上市町議で看護師の百塚怜さん(34)が立候補を表明しています。

富山県知事選挙は10月10日告示、27日投票です。

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