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「怖がらないように気をつけた」児童が園児の手を取り避難訓練 氷見市 能登半島地震の経験踏まえ

KNB北日本放送 2024年9月4日 16時11分

9月5日までの防災週間に合わせ、氷見市の小学校で4日、津波などの災害発生を想定した避難訓練が行われました。

氷見市の海峰小学校は毎年、地震や津波といった災害に加え、原子力発電所で放射能漏れがあった際の基本的な避難行動を学ぶ訓練を行っています。

4日の訓練は津波警報が出た想定で行われ、児童らは近くの阿尾保育園から避難してきた園児の手をとり、校舎2階の避難場所へ誘導していました。

5年生の男子

「(園児が)怖がらないように気をつけて誘導しました。家族で協力して避難場所に行ったりできるようになりたい」

5年生の女子

「(園児が)転ばないようにしっかり分かってくれるように小さい声で『これこうしたらいいよ』とも言いました」

2024年1月の能登半島地震の経験も踏まえ、子どもたちは、慌てず行動することや防災用品や避難場所の確認などを、改めて理解した様子でした。

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