富山市の小学校で、きょう児童が、地元で獲れた新米4品種の食べ比べを体験しました。稲刈りなどを手伝った子どもたちにとって、地元のコメの味わいはどうだったのか、清水記者がお伝えします。
児童「もちもちでちょっと甘い」
富山市の神明小学校です。
5年生およそ20人が食べ比べをしたのは、「てんたかく」「コシヒカリ」「富富富」「てんこもり」の新米4品種です。
食べ比べるコメは全て地元の若手農家、各川豊章さんらが作りました。
各川さんは「神明を農業で盛り上げる会」のメンバーです。
「品種によってですとか精米方法ですとか炊き方によっていろんな味わいの違いがあるんだなってところを知ってほしくて今回食べ比べの授業をさせてもらいました」
児童たちは今年、会が開いた田植えや稲刈りの体験に参加しました。
そしてきょう、火加減に注意しながら児童自らコメを炊き、4品種それぞれの甘みや食感を味わっていました。
児童「富富富はやっぱりもっちりしてて、少し他のコメより甘いなって思います」
児童「てんたかくはあっさりしたりしとったけど、自分的には好きなおコメだったかな」
児童「てんこもりは自分の意見であっさりしとって、コシヒカリはちょっと甘かった」
児童「もちもち感があったりふわふわ感があったりして、違いがあって面白いなと思いました」
各川さん「おコメの品種っていうのは日本にいっぱいあります。これは何のおコメかな、これ美味しいなということを考えながら食べてもらえればなと思います」
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