消防士が放火などの疑いで逮捕された高岡市消防本部は、7月に続いてきょう、倫理研修会を開き、職員に職務規範や法令順守の徹底を求めました。
福岡消防署で開かれた研修会には、勤続年数10年未満の職員や7月に開かれた研修会に参加できなかった職員、50人余りが参加しました。
研修会は、伏木消防署に所属していた27歳の消防士の男が、ストーカー規制法違反と現住建造物等放火の疑いなどで逮捕・起訴されたことを受けて7月に続いて開かれました。
講師を務めた富山県消防学校の早勢桂太郎副校長は、公務員が社会のなかでどのような立場にあるのか改めて認識するよう求めました。
また、業務で知り得たことをきっかけに事件に発展するケースや、公務員の立場の悪用など、具体的な事例を紹介して、理解を促しました。この研修会は、あすも開かれます。
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