南砺市福光地域では、特産の干し柿「あんぽ柿」の生産が始まっています。
生産者の山田恭一さんの作業場ではきょう、家族や近所の人が集まって機械で皮をむいたり、1つ1つ糸で縛ったりしていました。
干し柿としては水分量の多いまま仕上げるため、その柔らかさが特徴のあんぽ柿。なかでも南砺市産の「三社柿」は実が大きく渋みが強いのが特徴で、加工したときの糖度が高く人気だということです。
富山干柿出荷組合連合会 藤井敏一会長
「非常に大きくて果肉が多い。ガブっとかぶりついてその美味しさを味わってほしい」
富山干柿出荷組合連合会は今年、例年並みの110万個の出荷を予定しています。来月にはカナダへの輸出を本格化し、台湾や香港にも届けるということです。
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