今回で103回目となる全国高校サッカー選手権富山県大会の準決勝がきょう高岡市で行われました。
【第1試合】
準決勝第1試合は、10大会連続、35回目の選手権出場を狙う富山第一と、初の選手権出場を目指す龍谷富山が対戦しました。
試合が動いたのは前半9分。
実況「ゴールキーパー魚住のボールを横山が、狙っていく、狙っていく、決まったー!先制点は龍谷富山!」
紫のユニフォーム、龍谷富山・10番の横山選手が先制点を奪います。
追いつきたい白のユニフォーム・富山第一は前半34分。
実況「村上抜け出した、シュート!決まったー!同点に追いついた!」
18番の村上選手が一瞬のすきを見逃さず同点に追いつきます。
そして後半21分。
実況「こまかいパス、7番の山田、山田から赤田、シュート決まったー!松代大輝!龍谷富山勝ち越し!」
龍谷富山の19番・松代選手が追加点をあげ、再びリードします。
さらに終盤には。
実況「拾った横山シュートを狙っていく!おっと決まったー!」
実況「ここはパスがずれる、横山、横山、横山シュート!ハットトリック、後半35分、龍谷富山4対1!」
横山選手はこの日3本のシュートを決めて龍谷富山が引き離します。
富山第一も、最後までゴールを狙います。
実況「代わって入った岡上、高橋、8番の堀井、こぼれ玉、防いだ!石黒のシュート!」
しかし決まりません。
試合は、龍谷富山が4対1で富山第一を下し、創部21年目にして初めて決勝進出を決めました。
龍谷富山 横山旺世キャプテン「決勝では富山第一の分まで優勝して、全国行きたいなと思っています」
10大会連続の決勝進出を目指した富山第一でしたが、涙の準決勝敗退となりました。
【第2試合】
そして、風が強い中行われた準決勝第2試合は、47大会ぶり3度目の選手権出場を狙う赤いユニフォームの富山東と、63大会ぶり3回目の選手権出場を狙う緑のユニフォームの富山北部が対戦しました。
前半は、一進一退の攻防が続き0対0で折り返します。
そして後半29分。
実況「フェイントをかけて14番松本、変化をつけてきた10番の今井へ、クロスを上げるかクロス上がった、ここはどうだ?このボール入りましたー!富山東高校先制!」
セットプレーから富山東・5番の中田が押し込んで先制点をとります。
追いつきたい富山北部。
しかし、ゴールにはつながりません。
実況「ここでホイッスル、富山東高校、9大会ぶりの決勝進出を決めました!」
富山東は、1対0で富山北部を下し、決勝進出を決めました。
富山東 松本翼キャプテン「龍谷(富山)さんも、つないでいく僕たちと同じようなスタイルなので、ミラーゲームになると思うので、そこで自分たちが、しっかりいろんな面で上回って、勝ちたいと思います。優勝です、全国でます」
2年連続の決勝進出を目指した富山北部は、準決勝で涙をのみました。
決勝は、今月9日に県総合運動公園陸上競技場で行われ、KNBテレビで正午から生中継します。
この記事の動画はこちらから再生できます