きのうから始まった秋の火災予防運動週間に合わせて、きょう、富山市北部の4つの地区の住民が合同で消防総合訓練を行いました。
この訓練は、富山市和合地域の四方や草島など4つの地区の住民が、能登半島地震を受けて危機感を募らせ、今回初めて合同で開きました。
JAなのはな農産物直売所の広場では、集まった家族連れなどが、はしご車に乗って高さ20メートルまで上がるなど、消防署員の仕事を体験しました。
子どもたちは、黒煙を上げて燃える炎を消火器で消すなど、火災や災害に備えた訓練にも挑戦しました。
会場には、女性用の生理用品なども展示され、避難所を住民が運営する際のポイントを学ぶコーナーも設けられました。
きょうは4地区でおよそ500人が参加して、それぞれ避難訓練も行い、八幡地区では地震に伴い火災が発生したという想定で放水訓練も行いました。
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