2期目の新田県政がスタートです。新田知事は、新たに建設する高岡テクノドーム別館の整備方針について、当初計画の床面積を維持し、2028年度中の完成を目指すと述べました。
新田知事は、2期目の当選後、初めての記者会見を開き、再検討していた高岡テクノドームの整備方針を示しました。
新たに建設する別館は、床面積を維持し、将来的に可動式客席を導入できる設計にするとしました。
今年9月に公表した調査報告書では、当初計画よりも床面積をおよそ10%削減する案が利用面で最も優れていると結論付けられていました。
また、可動式の客席についても「必須ではない」としていました。
新田知事は、県議会の議論や関係者の意見を踏まえて判断したと述べました。
整備費用はおよそ45億円を見込んでいます。
本館については、産業展示を重視する方向性を踏まえて機能を強化する点を絞り、一体的に整備を進め2028年度中の完成を目指すとしています。
この会見に先立ち、2期目が始まった新田知事はきょう午前、幹部職員を前に挨拶しました。
新田知事「柱の一つは未来に向けた人づくり。この人づくりということをエイジレスに、シームレスに、ジェンダーレスに進めていくこれが大切だというふうに思っています」
このほか、子どもたちを育んでいくことが大切だとし、ともに知恵を絞っていきたいなどと抱負を述べました。
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