人が入るのが容易ではない下水道施設の点検に、ドローンの導入を検討するため、富山市はきょう、手段として有効かどうか市内の施設で検証しました。
こちらが、きょう使用した小型ドローンです。
下水道施設の内部は照明がないため暗いことや下水の流入による有毒ガス発生の危険があることなどから、人が入って点検することは簡単ではないため、富山市上下水道局は施設の点検にドローンの活用を検討しています。
きょうは市内各施設で検証作業が行われ、このうち富山駅近くの道路の地下にある貯留池では最大1300立方メートルの雨水などを貯めることができる内部を確認しました。
ドローンが撮影した映像には暗い内部の様子が鮮明に映しだされていました。
富山市上下水道局 東裕晴 主査「これで気づかなかった設備の不具合などの早期修繕に効果を発揮できたら本当にありがたい」
市上下水道局はきょう撮影した映像を検証し導入を検討したいとしています。
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