ぬいぐるみを使った“お医者さんごっこ”を通じて、診察への恐怖心をなくしてもらおうと、富山市の幼稚園できょう、1日限りの「ぬいぐるみ病院」が開院しました。
白衣をまとった小さなお医者さん。診察するのは患者に見立てたぬいぐるみです。
富山大学教育学部附属幼稚園で行われたこの取り組みは、子どもたちに病院への苦手意識をなくしてもらおうと、幼稚園のPTAが富山大学の医学部・薬学部と連携して2006年から始めました。
聴診器など本物の医療器具も使って、学生らが手作りした仕掛け付きのぬいぐるみで実際の診察に近くなるよう工夫がされています。
園児
「おだいじに」
記者
「病院へ行くとき少し楽しい気持ちで行けそうかな」
園児
「行けそう」
参加した学生
「小児科の看護師を目指しているので、子どもたちと関われて楽しい」
参加した学生にとっては、子どもへの関わり方を学ぶ良い機会になっているということです。
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