今年100万人を割り込んだ富山県の人口についてです。県は、2060年時点で、現在よりおよそ40万人少ない62万5000人にまで落ち込むとの推計を示しました。
これはきのう、人口減少対策に関する会合で県が示しました。
人口移動による社会減や、直近の出生率が今後も続くと仮定して、機械的に計算した2060年時点の県内人口は62万5000人との試算を示しました。
先月時点の人口、およそ99万6000人から37万人少なく、2015年に策定した県の人口ビジョンでの推計より18万人少ない数字で、人口減少が想定を超えるスピードで進んでいることが浮き彫りになりました。
県は今後の会合で新しい人口ビジョンの骨子案を示す予定です。
この記事の動画はこちらから再生できます