富山大学の元教職員の自宅から放射性物質が入った金属缶が、今月、見つかっていたことがわかりました。
周辺への放射線の影響はないということです。
富山大学と原子力規制委員会によりますと、今月8日に、既に死亡している富山大学の元教職員の県内にある自宅から放射性物質とみられるものが見つかったと、遺族から大学に連絡がありました。
大学が調べたところ、自宅からは金属缶が見つかり、缶の表面や保管場所からは放射性物質の炭素14やトリチウムが検出されました。
缶は既に杉谷キャンパスの放射線管理区域に移されています。
この家には現在人が住んでいないことや放射線のレベルなどから、人体や周辺の環境への影響はないということです。
富山大学は、あす記者会見して詳しく説明することにしています。
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