氷見市の来年度の予算編成についてです。一般会計の当初予算の規模は能登半島地震からの復旧・復興に向けて過去最高だった今年度をさらに上回る見通しです。
初めての予算編成に臨む氷見市の菊地市長はきょう、来年度の予算編成方針を発表しました。
予算案には特別枠を設け、震災対策は予算に上限を設けず、子育て支援や教育、まちづくりなどには一般財源ベースで2億円を充てるとしています。
一方、デジタル化などによる事務の効率化などを進め、特別枠以外の事業で4億1000万円の削減を目指すとしています。
菊地市長「市税や地方交付税などの歳入の伸びが期待できない中において、最小の経費で最大の効果をあげ、持続可能な財政運営を推進してまいります」
災害公営住宅や災害廃棄物への対応などから、来年度の一般会計当初予算の規模は、過去最大だった今年度の265億円を大きく上回る見通しだとしています。
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