富山市を流れる神通川にすむサクラマスの生態を学ぼうと、市内の小学生が来春に向けて飼育に挑戦します。
神通川で今年とれた天然のサクラマスの卵です。
きょう富山市の音川小学校では5年生13人が参加して、サクラマスの成長過程や飼育方法など生態を学ぶ教室が開かれました。
この活動は富山漁業協同組合などでつくる団体が毎年、神通川流域の小学校を対象に開いています。
児童はペットボトルに入った卵20個を譲り受けると、慎重に水槽に移していました。
卵は5日ほどでふ化する予定で、子どもたちがえさを与えたり水を替えたりして世話をします。
児童
「生まれる瞬間を見てみたいし、せっかくなら長生きしてほしい。川に返すまで全員生きさせる」
児童
「死なせないように幸せにできるよう頑張る」
児童は来年の3月まで飼育に挑戦し、育てた稚魚は川に放流するということです。
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