南砺市で、冬の味覚として知られる「かぶら寿し」の漬け込みが、最盛期を迎えています。
南砺市遊部川原の三和食品では、工場にほのかに甘い米麹の香りが広がる中、従業員が塩漬けしたカブにブリやサバ、マスの切り身を挟み、彩りを添えるため千切りにしたニンジンとともに漬け込んでいきました。
「かぶら寿し」は、麹で漬け込む富山の伝統的な冬の味覚として親しまれています。
カブは、地元南砺市と高岡市でとれたもので、今年は、猛暑で生育が遅れたものの、台風の影響がなかったことから、できは例年並みだということです。
漬け込み作業は今がピークで、今シーズンは例年並みのおよそ300トンの出荷を見込んでいるということです。
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