自民党・富山1区選出の田畑裕明衆議院議員の無断党員登録問題を受けて、自民党富山市連は、おととい常任総務会を開き、田畑議員の常任顧問の役職を解任しました。また、来年春に予定されている富山市長選挙と富山市議会議員選挙について、田畑議員の関与を認めないとしました。
富山市連の常任総務会には、中川忠昭支部長など自民党所属の県議や富山市議が出席し、冒頭以外は非公開としました。
田畑議員には開催を伝えていないということで、不在でした。
田畑議員は、無断や架空での党員登録が262人いると明らかにした一方、自らの関与は否定しています。
終了後、中川支部長は、田畑議員の市連常任顧問の役職を解任したと説明しました。
中川支部長「田畑氏の常任顧問の職を解くということです。自民党富山市連が主催する行事、あるいは関連する行事については参加を求めないということ」
県連も今月12日、常任顧問の役職を解任していて、歩調を合わせました。
さらに中川支部長は、来年4月に予定される富山市長選と富山市議選について、田畑議員には選挙活動への関与を認めないとしました。
中川支部長「自民党市連としてもですね、行動を一緒にできないと、これに尽きると、こういう厳しい状況はですね、離党にも匹敵することだと私は思っています」
また、常任総務会では、支部長が空席になっている第1選挙区支部の運営は中川支部長代行が行うことを決めました。
支部長選任の日程や方法については、今後、県連と意見交換しながら決めていくということです。
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