自民党富山市連の各地域の支部長らによる会合がきょう開かれ、無断・架空党員登録などが問題となっている田畑裕明衆議院議員のポスターを撤去することなどを決めました。
富山市内で開かれた会合は冒頭以外、非公開で行われ、無断・架空の党員登録などが問題となった田畑議員を、県連・富山市連の常任顧問から解任したことなどが報告されました。
そして市内に掲示されている田畑議員のポスターについては、汚される被害が発生していることや、第1選挙区支部長が選任されていないことから撤去することを決めました。
自民党県連は今月、田畑議員を次の衆院選の候補者となる支部長に「無期限で選ばない」という対応を決めています。
会議終了後に取材に応じた中川忠昭支部長によりますと、出席した各地区の支部長らからは、「県連や市連の対応について理解はするが、いつ支部長を選任するのか」などの意見があった一方、「実績があるにも関わらず選任されないのはあまりにも厳しいのではないか」という意見もあったということです。
市連の執行部の責任を問う声もあったといいますが。
中川忠昭支部長
「支部長が選任されるまで体制をしっかり整えて決めていくということが大事だろうと」
一方で支部長の選任については具体的な案は示しておらず、中川支部長が代行を務め支部の運営を行うことにしています。
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