きのう夕方、緊急停止した列車から乗客が線路に降りた影響で、北陸新幹線は長野・富山間でおよそ2時間半にわたって運転を見合わせました。
JR西日本によりますと、きのう午後6時20分ごろ、敦賀行きの北陸新幹線かがやき511号が糸魚川駅と黒部宇奈月温泉駅の間を運転中に異常な音がしたため停止しました。
その際、乗客一人が線路に降り保護や安全確認のため一部区間で運転を見合わせました。
運転再開までおよそ2時間半かかりました。
乗客
「人が車外に出たというアナウンスを聞いたときは周りも混乱していて、本当に帰れるのかなという不安はありました」
運転を見合わせた影響で上下線合わせて12本が遅延し、およそ6000人に影響が出ました。
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