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【2024とやま】今年も色々ありました…県内この1年

KNB北日本放送 2024年12月25日 19時20分

今週、エブリイでは、県内の今年1年をシリーズで振り返ります。

3日目のきょうは、ことし県内で起きた事件や災害など様々な出来事をお伝えします。

「出発進行!つるぎ号、たった今富山駅から敦賀駅に向けて出発いたしました!」

北陸新幹線は3月、福井県の敦賀まで延伸開業し、県内も歓迎ムードに包まれました。

関西方面からの観光客の増加など経済効果が期待されています。

大阪から来た男性

「高槻から来ました。やっぱり(所要)時間が短くなったなぁ」

なぜここに・・・特定外来生物を捕獲

KNB北日本放送

こちらは招かれざる客です。

ワニのような口をした淡水魚のアリゲーターガー。

生態系に悪影響を与える特定外来生物として現在は、飼育や販売が原則禁止されています。

そんな厄介者が、富山市の水たまりにいるのが見つかりました。

記者

「出ました出ました。アリゲーターガーとみられます。網に入りました。いま捕獲です。アリゲーターガーが捕獲されました」

魚津水族館の職員によると、県内で捕獲されたのは初めてということです。

加速する少子化に

KNB北日本放送

突如の発表に戸惑う声が広がりました。

高岡法科大学 川原修平理事長

「全員卒業した暁には高岡法科大学を残念ながら廃止する」

1989年に開学した高岡法科大学は、入学者の減少などを理由に来年度から学生の募集を停止すると発表しました。

川原理事長

「18歳人口の減少や大規模校志向とか、都会志向の中で今後学生募集を継続して行っていくことは困難」

男性学生(4年生)

「今まで学んできた大学がなくなるのは悲しいこと、寂しいこと」

県は5月、4月1日時点の県の推計人口が100万人を割り込んだと発表しました。

県人口が100万人未満となるのは76年ぶりです。

新田知事はこの状況について。

新田知事

「戦いに例えると、我々は撤退戦を戦っているということ。やっぱり進軍するより撤退するほうが難しいとよく言われますけど、まさにそんな中で私たちは行政に携わっている。」

続いた高温…残暑も厳しく

KNB北日本放送

記録的な暑さでした。

6月で30度以上の日は富山市と富山空港で13日間となり、観測史上最多に。

7月には35度以上の猛暑日が富山市で11日間となるなど、県内10の観測地点のうち6地点で過去最多を記録しました。

残暑も厳しく、富山市と富山空港では観測史上初めて、9月の1か月間全て25度以上となりました。

降り続いた雨による被害も

KNB北日本放送

一方、大雨による被害も。

黒部峡谷鉄道の出平駅と猫又駅の間のトンネル入り口付近に土砂が流れ込みました。

沿線の斜面が大雨の影響で崩れたとみられます。

トロッコ電車が進めなくなり、乗客が一時取り残されました。

出平駅で足止めされた乗客

「土砂崩れがあったので停車します、状況確認していますということで待っていました」

けがをした人はおらず、翌日には運転を再開しました。

富山市で凶悪事件発生 逃げた男の行方は

KNB北日本放送

富山市で発生した凶悪事件で県内に緊張感が走りました。

商業施設の駐車場で男が高齢女性の車に乗り込んで脅し、市内のパチンコ店まで運転させたうえ、女性の財布や車などを奪って逃げました。

男は、奪った車を運転してパトカーの追跡を振り切ったとみられています。

警察の捜査車両

「停止してください!」

記者

「岐阜県飛騨市神岡町です。男はこの小屋に車を入れてその後、逃走したということです」

事件発生から13日後、男は、富山駅近くの商業施設内で警察に身柄を確保されました。

監禁や強盗などの罪で起訴され現在裁判中です。

元日の地震後 富山湾に異変

KNB北日本放送

シロエビ漁に携わる縄井恒さん

「4月に解禁になってからほぼ獲れてないそんな状況ですね」

元日の能登半島地震以降、富山湾の漁業に異変が見られました。

中でも「富山湾の宝石」シロエビは記録的な不漁に。

今年水揚げされた量は統計が残る1985年以降最も少なくなりました。

不漁の原因のひとつに元日の能登半島地震による海底地すべりの影響が指摘されています。

被災地でブリが豊漁 復興後押しに

KNB北日本放送

一方、今シーズン豊漁なのがブリです。

氷見漁港では、11月20日のひみ寒ぶり宣言以降、のぼっています。

氷見漁港では11月20日のひみ寒ぶり宣言以降、水揚げは万4万4000本あまりに上っています。

能登半島地震のつめ跡が残るなか、地元では好調な寒ブリ漁が、復興の後押しになればと、期待を寄せています。

番屋亭・山本貴弘料理長「元気になりますよねえ。ブリ、さまさまですね、ええ」

悲願のJ2復帰へ

そして、年の背には悲願達成のニュースも。

カターレが11年ぶりのJ2復帰を決めました。

吉平翼キャプテン

「やったー!(歓声)本当にみなさんの声援、そして選手みんなの力のおかげで昇格が決めれましたありがとうございました!」

サポーターの男子2人

「カターレ最高ー!」

今年も残すところ後わずか。

エブリィは来年も日々県内で起こる様々なニュースをみなさんにお届けします。

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