飲酒運転の車にはねられて亡くなった富山市の女性の遺族らが、危険運転致死罪の適用を求めて、きょう富山市の街頭で署名活動を行いました。
富山市中心街で行われた署名活動には、遺族らおよそ20人が参加しました。
この事故は今年3月、富山市総曲輪の交差点を歩いて渡っていた井野真寿美さん(当時62)が、飲酒運転の車にはねられて亡くなったものです。
車を運転していた男性は、今年6月に過失運転致死などの容疑で書類送検されていますが、遺族は、より罪の重い危険運転致死罪の適用を求めて署名活動を行っています。
遺族の中田康介さんは「みなさんのお力が必要です。賛同をいただければ幸いです」と話していました。
署名はオンラインと合わせて5万人を目標としていて、来月に富山地方検察庁に提出する予定だということです。
署名活動はあすも行われます。
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