勤めていた船舶代理会社から1100万円あまりを横領したとして警察はきのうロシア国籍の元従業員の男を逮捕しました。
業務上横領の疑いできのう逮捕されたのは、ロシア国籍で東京都墨田区に住むスヴァシェーンコ・ローマン容疑者(40)です。
富山中央警察署によりますと、ローマン容疑者は2018年9月上旬から2019年1月にかけて、当時勤めていた富山市内の船舶代理会社からおよそ1161万円を横領した疑いが持たれています。
ローマン容疑者は会社の経理担当者を務めていた当時、会社の口座から自身の口座に複数回に分けて送金していたということです。
おととし、会社から告訴を受けた警察が関係者の実態調査を行うなどしてローマン容疑者の容疑が固まり、きのう逮捕に至りました。
警察の調べに対し、事実関係について黙秘しているということです。警察は余罪や共犯者がいるかなど詳しく調べています。