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地震で消雪装置が破損の伏木 雪かきに追われる

KNB北日本放送 2025年1月10日 20時38分

能登半島地震で液状化現象による被害が広がった高岡市伏木地区では、道路の消雪装置が破損していて、住民からはきょう、除雪に苦労するという嘆きの声が聞かれました。助田記者の取材です。

助田記者「高岡市伏木のこちらの道路、消雪装置がついていますが、液状化の影響で壊れてしまったということで、きょうは雪に埋もれています」

高岡市の伏木地区です。きょう午前9時に最大22センチの積雪を観測しました。

雪道に欠かせないのが消雪装置ですが、伏木地区では合わせておよそ1.6キロの区間で使えなくなっています。

能登半島地震の影響で、地下の配管が下がるなどして破損したためです。

きょうは、地区内に臨時で除雪車が入り作業を行いました。車道から寄せられた雪が沿道にたまるため、住民は朝から雪かきに追われていました。

雪かきしていた人「とにかく地下の修理をしないと融雪はできないと思うので、早くしていただけたらありがたいです」「水出とったらみんな消えるからね、その分大変。でも除雪していってもらえるだけ、ちょっと楽やちゃね」

高岡市によりますと、消雪装置の復旧は道路の改修工事と合わせて来年末の完了を目指しているということです。

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