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県立高校再編計画めぐり市町村長が意見   少子化対応でバランス求める声も 富山

KNB北日本放送 2025年1月20日 20時16分

県立高校を20校程度に段階的に再編する計画について、県が開いた会合できょう、県内の市長村長から各自治体が抱える課題に配慮を求める意見が相次ぎました。

県はきょう富山市で「ワンチームとやま」連携推進本部会議を開き、県立高校の再編計画などについて市町村と意見を交わしました。

県教育委員会は、県立高校について現在の34校を段階的に再編し2028年度ごろに30校程度に、2038年度ごろに20校程度に減らす方針を示しています。

会合では、少子化の中再編案に概ね賛同する意見が出ました。

一方で、県境の自治体などからは通学に時間がかかるとしてバランスの取れた学校の配置を求める声が相次いだほか、通学距離が延びて交通費の負担が増すことを心配する声もありました。

また、子どもたちの未来を描く前向きな視点が必要だ、大きなチャンスと捉えるべきだという指摘や、合意形成を丁寧に図るよう求める意見が出ました。

県教委は、新年度に検討会議を設け大規模校の設置方針などの検討に入る予定です。

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