今月、富山市の県立八尾高校で、教諭が生徒のテストの点数一覧を誤って教室に掲示していたことがわかりました。
県教育委員会の発表によりますと今月14日、八尾高校の20代の男性教諭が2年生、1クラス40人分の生物基礎の課題テストの点数一覧をおよそ5時間半にわたり教室に誤って掲示していました。
テスト担当者の50代の女性教諭が、担任用の配布物を入れる箱に課題の提出状況と点数が記載された一覧を入れ、担任である男性教諭は点数の記載を認識しないまま掲示したということです。
男性教諭は生徒の会話によって気が付き、一覧を撤去しました。
テストを担当した女性教諭は勤務時間の都合などから一覧を手渡しではなく箱に入れ、男性教諭には連絡をしなかったということです。
2年生あわせて21人がこの一覧を見たということで、高校は、2年生の生徒や保護者に説明と謝罪を行い、再発防止策として答案や点数の扱いの手順について再度、周知徹底したとしています。
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