北陸新幹線は福井県内での車両トラブルのため、金沢から敦賀までの下り線で、きょう夕方からおよそ3時間半にわたって運転を見合わせ、運休や遅れが出ました。
JR西日本によりますと、きょう午後4時半すぎ、富山発敦賀行きの「つるぎ33号」が、福井県の芦原温泉駅と福井駅の間を走行中に、車両の床下から異音がするのに車掌が気付きました。
車両の点検が必要となり、北陸新幹線は金沢から敦賀までの下り線で運転を見合わせました。
その後、車両に異常がないことが確認されたため、午後8時20分に運転を再開しました。
この影響で、つるぎが上下線合わせて4本運休したほか、17本の列車に最大3時間31分の遅れが出て、乗客およそ6700人に影響が出ました。