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【県立高校再編】各学区ごとに意見聞く「保護者との丁寧な情報共有を」

KNB北日本放送 2025年1月23日 20時14分

県立高校の再編について富山県教育委員会は、2038年度までに20校程度にする方針案を示しています。これに対し、学区ごとに教育関係者やPTAなどから意見をきく会合が始まり、1回目のきょうは高岡学区で意見を交わしました。

会場の県高岡文化ホールには、高岡学区の中学校と高校の校長や教育長、PTA、経済界の代表が集まり、県立高校再編について意見を交わしました。

県教育委員会は、現在34校ある県立高校すべてを対象に段階的に再編し、現在1歳の子どもが高校に入学する年度になる2038年度までに20校程度にする方針案を示しています。

また、1学年あたり400人から480人程度の大規模校を設けるとしていて、会合では、これらの方針に対して様々な意見が出ました。

「PTAや専門家の力を今も借りているが、より一層入れて、大規模でも生徒間、教師生徒間の人間関係を深めていく、補完をしていく必要があるのでは」

「小規模校の魅力づくりをどうするかという意見もあった」

また、職業系高校の行方に対する懸念や「保護者との丁寧な情報共有が大切」などの意見が出ました。

「そこにいる生徒が混乱しないように、学んでいる生徒が誇りをもてるように、学校教育をしていかなければならない」

新田知事「いろいろな特色ある学校をつくるのであれば、入試制度もいろいろなバラエティがあってもいいのではという意見もあった」

この会合は、今月31日にかけて富山、砺波、新川それぞれの学区でも開かれます。

県教育委員会は、今年度末までに県立高校再編の基本方針を固めたいとしています。

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