富山県の新年度予算編成が大詰めの段階を迎えています。県議会の各会派が県に重要要望の予算化を求める「予算折衝」が、きょうから始まりました。
新田知事「人口減少、これをどう抑制していくのか、また人口減少にどう適応していくのか。そういうようなことをしっかりと予算面でも表していければというふうに思っています」
予算折衝初日のきょうは、自民党の2つの会派が臨みました。
予算折衝については、議論の「透明性」という点から公開すべきという声もありますが、今年も冒頭以外は非公開で行われました。
折衝後、最大会派の自民党議員会は、県側が、災害時の避難所の環境改善を目指してトイレ・キッチン・ベッド・シャワーなどの施設整備に関する予算を盛り込むほか、県立高校の体育館のエアコン整備に着手する方針を示したとしました。
現在体育館にエアコンを設置している県立高校はなく、災害時の避難所としても設置を求める声があがっていました。
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