きょうは暦の上では春が始まるとされる立春です。2月3日といえば、節分のイメージがありますが、ことしはきのうの2日が節分でした。どうして1日早かったのでしょうか。
「鬼は外福は内~」
節分とは「季節の分かれ目」のことで、もともとは立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日を「節分」としています。
このうち立春の前日の「節分」に豆まきをするのですが、今年は立春の日が例年より1日早い2月3日となり、これに合わせ節分も1日早い2月2日にずれました。
護国神社ではきのう、毎年恒例の節分祭が行われ、年男と年女が参加して豆をまき、今年1年の無病息災を願いました。
立春とは、地球が太陽のまわりを1周する際にあるポイントを通過する日をさします。
地球は1年かけて1周しますが、正確には365日よりおよそ6時間長くかかっていて、うるう年でも修正しきれないズレがあるため、ことしの立春と節分が、それぞれ例年より1日早まりました。
2月2日が節分になるのは2021年以来で、この時は実に124年ぶりでした。
ちなみに節分は来年は3日に戻りますが、4年後の2029年には再び2日となるということです。