築90年となる県庁本館の建て替えについて、新田知事は「中長期的な課題として検討する」と述べました。
県庁本館は1935年に建てられた鉄筋4階建ての建物で、1945年8月の富山大空襲に耐えて焼け残り、2015年には国の登録有形文化財に指定されました。
耐震基準に問題はありませんが、築90年となり職員の働く環境などに課題があるとして、県議会の自民党の2つの会派が県に対して、建て替えや移転などを提案していました。
新田知事は、県武道館やテクノドーム別館など現在整備を進めている施設が多くあることから優先順位は高くないものの、「中長期的に検討を進めるのは、やぶさかではない」としました。
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