県内は昨夜から雪が降り続き、富山市では積雪が50センチを超えました。
上空にこの冬いちばんの強い寒気が流れ込んだため、昨夜からけさにかけ県内は雪が降り続きました。
富山市内では夜明け前から除雪車が出動し、生活道路や幹線道路などの確保に追われていました。
午前11時の積雪は富山市で51センチ、高岡市伏木で43センチ、富山市猪谷で118センチなどとなっています。
きょう午前3時時点の24時間降雪量が57センチと、2月としては観測史上最多を記録した砺波市では、朝から除雪に追われる人の姿がありました。
「大雪だとは思っていたんですけどここまでだとは思わずびっくり」
県内の交通機関は運休や遅れが相次ぎました。
富山地方鉄道は除雪のため鉄道線全線で一時運転を見合わせ、通勤・通学客に影響が出ました。現在、除雪のため運休している区間があります。
あいの風とやま鉄道は、これまで列車7本の運休が決まったほか、富山駅から泊方面については午後7時台の列車を最終列車とします。
富山市内電車は、富山港線と環状線が運転を見合わせています。
JR城端線と高山線は運休や遅れが出ています。
県内に出ていた大雪警報は午前10時25分に解除されました。
あす正午までの24時間に予想される降雪量はいずれも多いところで、平野部で60センチ、山間部で80センチです。
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