大雪となった県内各地では、車のスタックやスリップ事故が相次いでいます。救援に出動するJAF=日本自動車連盟のロードサービスに同行しました。
JAF富山支部・宮野晃さん「どうも大変お待たせしました。長い時間、申し訳ないです。」
救援要請した女性「雪の中、よろしくお願いします」
雪や寒さで急増する車のトラブル。
それに24時間対応するのがJAF=日本自動車連盟です。
救援要請した女性「(タイヤが)落ちてしまったんです。なんか…ショック…」
女性によりますと、車のすれ違いざまに左側のタイヤが田んぼに落ちてしまいました。
ウインチワイヤを使って車を引き上げます。
作業を始めておよそ20分でようやく脱出。
JAF富山支部では救援要請の増加に備え、救援車両の稼働台数を増やして対応していますが、女性が救援を要請してから4時間半が経過していたといいます。
救援要請した女性「良かったです。安心しました。これから雪道をもっと慎重に走らないとと思った。」
すぐに次の救援要請が入り、そのまま向かいます。
現場には前輪が田んぼに落ちてしまった車が。
救援要請した男性「本当は曲がろうと思ったけど、ぐっと押すように落ちてしまった」
JAF・宮野さん「雪がこのように積もると、雪で隠れた道が見えないので皆さん落とすんですよね。」
Q多いですか「多いですね」
JAF富山支部では、きょう午後1時までの出動要請がスリップを中心に190件あり、通常の5倍ほどになっています。
「ここまで雪が積もると隠れた危険が多い。会社に行くときに渋滞が発生した時にショートカットしようとするが、脇道は除雪していないところが多いので、見えない危険があって落ちる。脇道で落とされる方は多いです」
特に雪道では時間に余裕をもって行動してほしいとしています。
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