きょう7日朝の富山県内は、強い寒気の影響で各地で雪が降っています。あす8日にかけて再び大雪となる恐れがあり、警戒が必要です。
雪のためあいの風とやま鉄道が運転を見合わせるなど、交通に大きな影響が出ています。
上空に強い寒気が流れ込んでいる県内は、けさ、各地で雪が断続的に降っています。
午前8時の積雪は富山市で64センチ、魚津市で70センチ、高岡市伏木で50センチなどとなっています。富山市内では、4年ぶりに積雪が60センチに達しています。
雪による交通への影響です。あいの風とやま鉄道は、けさ、一時は県内全線で運転を見合わせ、その後も運休や遅れが出ています。
JR城端線は全線で運転を見合わせています。高岡・砺波間は午後3時頃の運転再開を目指していますが、砺波・城端間は終日運転を取り止めることが決まっています。また高山線は一部の列車が運転を取り止め、遅れも出ています。
富山地方鉄道も立山線で運転見合わせの区間が出ているほか、その他の路線でもダイヤが乱れています。
富山空港の空の便は、東京便合わせて3便と札幌便の欠航が決まっています。
このあとあす昼前にかけて県内全域で再び雪が強まる恐れがあります。また風も強まり、県東部北の海上では暴風雪となる恐れがあります。
あす午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで平野部で40センチ、山間部で70センチです。
また、あす、あさっての週末にかけても雪や風が強まる恐れがあり、気象情報や交通情報に注意してください。