この大雪の影響で、県内各地の道路で渋滞が発生したほか、雪にはまり立ち往生する車が相次ぎました。
日常生活の妨げとなった雪の影響を取材しました。
上野キャスター「富山市呉羽です。現在時刻は午前10時。通勤時間帯を過ぎているんですが、この時間も車が列をなしています」
富山と高岡を結ぶこちらの県道では、きょう午前、1キロにわたって渋滞ができていました。
「交差点の中央、かなりの凹凸があって、右折した時の衝撃がものすごかった」
「ギュイーン」
除雪の行き届かない道路では車で踏み固められた雪がでこぼこになっていて、車の通行に支障をきたしていました。
「1台、車がスタックしています。ちょっと出るのが難しそうですね。」
ぬかるんだ道路でタイヤがとられてしまった車が脱出を試みていました。
「ありがとうございます」
また、除雪作業に追われる住民の姿が方々で見られました。
上野「大変ですね。雪かき」
男性「昨日、おとといから酷かったから。雪かきばっかりしている。」
上野「何時から」
男性「8時から。息が切れてどうしようもない」
「めちゃくちゃやね。脇道入ると全くだね。除雪していなくて。」
大雪に見舞われた中でも、人々の暮らしを支える活動は続いています。
「雪の中、福祉施設に移動スーパーが到着しました。利用者の方が買い物しています」
住民たちのもとを回り食品を届ける移動スーパーです。
扱う商品は、生鮮品や日用雑貨など、1000種類以上。
買い物客にとって、特に冬場は移動スーパーが生活の頼りだと話します。
「来れるかなと思ったけど、来てくれて良かった。雪多いしね、助かってます。」
上野「雪の中で大変なことは」
移動スーパーとくし丸 高畑晋一さん
「商品が跳ねるので、車の中で商品が暴れるので非常に気を使う。まだ(雪道に)入っていけるかなと思うがこれ以上、積もるとちょっと怪しくなる」
寒波が長引く中、雪への警戒が続いています。
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