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春の韓国、自転車旅行にぴったりのスポット5選 (下)

KOREA WAVE 2024年2月27日 12時0分

【KOREA WAVE】
韓国観光公社提供(c)NEWSIS

◇ムソム村へ向かう春色の旅路、栄州自転車道

慶尚北道栄州(キョンサンプクト・ヨンジュ)のサイクリングロードは4つの区間からなる。都心から水路に沿ってムソム村に着く3・4区間約14.5kmが特に美しい。

栄州市自転車公園で自転車を借りて都心を横切る舒川(ソチョン)沿いを走ると、朝鮮時代の地方公立医療機関である醫局齊民樓(ウィグクチェミンル)、鄭道伝(チョン・ドジョン)の生家として知られる三判書古宅(サムパンソコテク)などの名所に出会う。サイクリングロードのあちこちに素朴な村と、木が生い茂る自転車専用デッキが続き、時折川辺に銀色の砂浜がきらめく。

1時間30分余り走ると、ムソム村(国家民俗文化財)に至る。穏やかに流れる水路に包まれた村には350年以上の晩竹斎古宅(マンチュクチェコテク)=慶尚北道民俗文化財=をはじめ、伝統家屋30軒余りがある。村の隅々まで自転車で見て回ると、静かな雰囲気に包まれる。

栄州市自転車公園は常時開放し、公園内の公共レンタルサイクル所で午前10時から午後5時まで子ども用・成人用、2人用、電気自転車などを無料で貸し出している。

韓国観光公社提供(c)NEWSIS

◇梅の香りが舞い散る春の日には、光陽の蟾津江自転車道

全羅北道任実(チョルラプクト・イムシル)から全羅南道光陽(チョルラナムド・クァンヤン)まで蟾津江(ソムジンガン)沿いに続く蟾津江サイクルロードは、国土縦走サイクルロードの中で自然美を最もよく生かしたコースだ。あちこちに花が咲き乱れ、春の自転車旅行地としても人気だ。

そのうち、光陽梅花村-拝謁島(ペアルド)水辺公園の約20km区間は、春が始まるこの時期に走るのに良い。春の風物詩である梅が咲き乱れる梅の里、眺めの良い水月亭(スウォルジョン)、蟾津江が海と出会う望徳浦口(マンドクポグ)、歴史的に意義深いユン・ドンジュ(尹東柱)遺稿保存チョン・ビョンウク家屋(国家登録文化財)などを通る。

梅花村と光陽邑(クァンヤンウプ)側の運転免許試験場の入口に自転車無料レンタル所があるので、一部区間でも気軽に楽しんでみる価値がある。レンタル所は3月1日から11月30日まで午前9時~午後6時(水・木曜日、週末を除く祝日休業)に運営する。蟾津江サイクリングロードが通る蟾津江の端の村でも一般自転車と子ども用自転車、家族用自転車を無料で貸してくれる(要予約、月曜休み)。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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