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シャネルの安売り?韓国で話題、ダイソーのカラーメイク化粧品…海外からラブコール

KOREA WAVE 2024年5月20日 10時0分

ダイソーモバイルアプリ画面キャプチャー(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国の均一価格生活用品店「ダイソー」のカラーメイク化粧品が、価格が20倍以上差があるブランド品のクオリティに劣らないと、SNS上で話題になり、海外流通会社のラブコールが続いている。ダイソーが、単なるビューティメーカーを越えて、中小K-ビューティーインキュベーターとして浮上している。

今年3月に発売されたソン&パク「カラーバーム3種」は現在、オン・オフラインの製品がすべて品切れとなった。ダイソーオンラインショッピングモールでは、ソン&パクのカラーメイク化粧品11種がすべて売り切れた。ブランド会社は高まる需要に合わせて、徐々に製品の流通量を増やす準備している。

特に3000ウォンのカラーバーム3種は、シャネルの「リップアンドシックバーム(6万3000ウォン)」と同様の発色を見せ、「シャネルの安売り」だと話題になった。SNS上ではVTリードルショットとともに「ダイソーユニコーン」と呼ばれ、名前だけ聞いて実際には店頭では手に入らない製品だという冗談も出ている。

ダイソーで完売が続いているソン&パクは、先月から海外協力会社を通じてアジア諸国だけでなく、東欧など多くの海外バイヤーからラブコールを受けた。現在、日本のドン・キホーテやヴィレッジヴァンガードなど、主要流通会社の売り場、少なくとも1000カ所あまりに入店が確定している。中国とベトナムへの進出も現在検討中だ。

ビューティーブランドソン&パクのキム・ハンサン代表は「大型ビューティープラットフォームチャンネルに入店することになれば競争が激しく、投入されるマーケティング費用も相当な額になる。ダイソーの場合、最小限の製品ラインナップで全国1500以上の売り場に進出できるメリットがある。消費者の高まる需要に合わせ、現在生産ラインをすべて稼動させている」と説明した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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