【KOREA WAVE】「愛犬幼稚園」に送ったペット犬が、職員から暴行を受け、目の片方を失うことになった――そんな話が韓国で伝わり、怒りが広がっている。
ネットユーザーのA氏が自身のインスタグラムに投稿したところによると、A氏の子犬「クンイ」が体をぶるぶる震わせ、片目が飛び出した状態で23日夜、家に帰ってきた。「愛犬幼稚園」の職員が突然、玄関の暗証番号を押して家に入ってきて、クンイを投げて出て行ったという。
クンイをみて驚いた。瞳孔は血で染まっていて卓球ボールのように突出していた。舌を出したまま、急に息を吐き出し、体を震わせ、すべてが正常ではなかった。
A氏が動物病院に行くと、獣医は「鈍器または圧迫によるもの、あるいは動物同士の争いによるものとみられる。角膜が破裂している」と判断し、眼球の摘出を勧めた。
愛犬幼稚園に連絡すると、代表は「一つのケージの中に6匹ずつ乗せてピックアップする車両の中で、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークに目を噛まれたようだ」という。防犯カメラや車両のブラックボックス映像は送ってくれなかった。
別の病院に行ったが、すでに角膜が破裂し、視力を取り戻すのは難しいといわれた。さらに別の病院に連れて行き、詳細に検査してもらった結果、他の犬に噛まれた跡がなく、物理的な力によって怪我をしたとする所見が出た。
A氏が防犯カメラを入手して確認すると、当日、幼稚園職員がエレベーターの中で、クンイを拳で殴る姿が捉えられた――。
幼稚園側に映像をみせると、職員が虐待を認めた。
クンイは動物病院に入院中で状態が悪い。良くなるまで治療を受け、眼球摘出手術ができるのを待っているという。A氏は「人間が好きだったクンイは、人を怖がるようになり、主人である私ですら避けようとする」ともらした。
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