【KOREA WAVE】韓国ネット大手ネイバーが開発したLINEの韓国での新規ダウンロード数が3週間連続で、国民的メッセンジャー「カカオトーク」を超えた。LINEヤフー問題を受け、韓国国民の関心が高まったことが影響したようだ。
モバイルビッグデータ企業「IGAWorks」のモバイルインデックス統計によると、5月第3週(20~26日)のLINEアプリの新規ダウンロード数は6万1640件。同期間、5万6771件だったカカオトークを上回った。
5月第1週(6~12日)は7万1220件、第2週(13~19日)は7万2888件をそれぞれ記録し、3週連続で新規ダウンロード数がカカオトークを超えた。
LINEアプリの新規ダウンロード数が急増したのは4月末から。4月第4週(22~28日)は5万6373件を記録し、その次の週(4月29~5月5日)は5万8346件で、9カ月ぶりの最高件数を記録した。
LINEの情報漏えい問題に絡み、日本の総務省がLINEヤフーにネイバーとの資本関係の見直しを求めていることを受け、ユーザーの関心が集中した結果だという観測が出ている。
ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が26日、岸田文雄首相とソウルで会談した際、この問題について「外交関係とは別の事案」と言及したことで、ネイバーとソフトバンク間の交渉は長期戦になると予想されている。
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