【KOREA WAVE】急激な出生率の低下と高齢化により100年後に韓国の人口が1000万人に迫るおそれが指摘される中、嶺南(ヨンナム)・湖南(ホナム)の人口が70%減少するという推計が出た。このままでは人口100万人以上の広域市・道が現在の15から100年後には3に減ると予想している。
統計庁の市道別長期推計(2052~2122年)によると、中位推計では約100年後の2122年の全国人口は1936万人で、2022年(5167万人)比62.5%の減少だった。
出産率や期待寿命、国際移動を高く見積もった推計では3044万人、逆に低い推計では1085万人とされた。
圏域別に見ると、南部の嶺南・湖南地域の人口減少が特に目立つ。嶺南とは朝鮮半島南東部の慶尚南道や慶尚北道を含む地域を指し、湖南は半島南西端の全羅北道(チョルラブクド)・全羅南道(ナムド)と光州(クァンジュ)広域市で構成する。
中位推計では嶺南が2022年の1270万人から100年後には356万人へと71.9%急減。全羅道圏も719万人から310万人へ66.3%減少するという推計だった。首都圏の場合は2609万人から1078万人へ58%すると推算された。
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