【KOREA WAVE】韓国食品企業の製品価格が一斉に上昇している。食品業界では、原材料・物流費用などの引き上げで製品価格の上昇につながっており、庶民の食べ物への負担は大幅に増しそうだ。
韓国トップの醤油生産企業であるセムピョ食品は、6月から醤油価格を平均7.8%引き上げた。醸造醤油501は11.8%、醸造醤油701は9.4%それぞれ値上がりした。
東遠(トンウォン)F&Bは、味付け海苔など海苔製品の価格を引き上げた。両班海苔全製品の価格は平均約15%値上げとなり、両班のエゴマ油海苔(20袋)は15.8%、両班ごま油海苔(9袋)は14.6%、それぞれ引き上げられた。
チキンの値段も上がっている。ジェネシスBBQグループは先月31日に適用する予定だったチキン価格の引き上げ時期を4日に引き延ばした。価格が上がる製品は、黄金オリーブチキン系列の23製品で、全体製品の平均引き上げ率は6.3%となる。
飲み物やお菓子の価格も高騰している。ロッテ七星(チルソン)飲料は、七星サイダーの大型マートへの納品価格を6月から約10%引き上げ、ペプシコーラ、デルモントジュースなど6品目の出庫価格を平均6.9%引き上げた。
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