【KOREA WAVE】韓国金融監督院の電子公示システムによると、韓国サムスン電子のスマホ部門トップを務めるノ・テムン(盧泰文)社長が3日、同社の株式5000株を1株7万3500ウォンで買い入れた。総額は3億6750万ウォン。今回の自社株買いでノ社長の保有株式数は1万8000株に増えた。ノ社長が自社株を購入したのは2022年3月以来。
当時、ノ社長はサムスン電子の株価が7万ウォンを下回り6万9000ウォン台まで下がると自社株を買い入れた。このため、現在市場でサムスン電子の株価が低迷している中で、自社株買い入れで経営責任を強化し、下半期に発売されるギャラクシーの新製品に対する自信を示していると分析されている。
この日はノ社長のほかにもパク・ハッキュ経営支援室長とチョン・ジェウク副社長もそれぞれ5500株、1330株を買い入れた。これで、パク氏の保有株式数は2万8000株に増えた。チョン副社長の自社株購入は今回が初めてだ。
サムスン電子は2004年、役員に付与していたストックオプション(株式購入権)制度をなくした。現在、役員らは自社株を市場で直接買い取るしかない。
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