【KOREA WAVE】韓国で「自分は金持ちだ」と思っている20代が以前より増えた一方、「金持ちになるのは一生不可能だ」と考える20代も増えた。暗号資産(仮想通貨)の価格上昇などで若い金持ちが増え、同じ年齢層でも両極化が進んでいるとみられる。
マネートゥデイが、世論調査専門機関に依頼し、5月30~31日、全国の満20歳以上の成人男女1000人を対象に電話面接調査した。
「自分が金持ちだと思うか」との質問に対し、回答者の11.3%が「そうだ」と答え、88.2%は「違う」とした。「そうだ」と回答した割合は、昨年(11.1%)よりわずかだが、上昇した。
ただ、年齢別でみると、「自分が金持ち」と考える20代の割合は、昨年の2.7%から今年は4.9%へと2.2ポイントも増えた。30代でも昨年の6.9%から今年は7.7%へと上昇した。一方で、昨年「金持ち」と考える割合が最も高かった60歳以上(16.8%)は、今年は13.5%に落ちた。
「自分が金持ちだ」と答えた人の中では、住宅を保有しているとした回答者(12.6%)が、未保有(8.1%)の回答者より多かった。
「一生金持ちになれない」と考える回答者は58.7%で、前年(57.8%)より増えた。年代別でみると、20代、30代、40代の回答者の比率が増え、逆に50代、60歳以上は減った。特に20代は、昨年の26.8%から今年は30.9%に増えた。
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