【KOREA WAVE】韓国・仁川(インチョン)空港から台中に向かっていた大韓航空KE189便(乗客125人)で22日午後4時45分ごろ、与圧系統の異常を示すメッセージが表示されるトラブルがあった。同便が仁川空港に引き返す際、高度を下げたため、乗客18人が不調を訴えた。
大韓航空によると、同機は離陸から約50分が過ぎた済州島(チェジュド)上空で、与圧系統(機内の圧力を調節する機能)の異常を示すメッセージが表示されたため、仁川空港に引き返すことを決めたという。
この過程で、民間航路追跡会社「フライトレーダー24」によると、この過程で3万フィート(9144メートル)上空にいた航空機が1万フィート台まで急降下し、一部の乗客が不調を訴えたという。
国土交通省によると、この際、2人が鼻血▽1人が低血圧による苦しさ▽15人が鼓膜の痛み――の症状を訴えたという。うち13人は着陸後に病院に運ばれたが、大事には至っていないという。
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